今年の夏に倉吉へ行った時、魚町の「味処 山吹」さんに「中秋の名月を楽しむ会」(倉吉市役所のサイトへリンク)の関連展示作品として、その時期限定で展示させていただくと言う事になりました。
(催しの詳細については、このブログの最後にも市役所ページより転載してあります)
展示場所も作品も私にお任せとのことで、作品の展示場所は中庭辺りに、作品はイラスト作品の中にある「Blanc Baroque」のように切り絵にしようとはすぐに決めたのですが、具体的にどんな作品にするのかはしばらく悩んでいました。
まず素材が、外に展示となると紙は使えないので、障子のような素材で雨にも強いものは何があるのだろうと調べて、ワーロンシートが良さそうと分かり、障子1枚分のサイズのものを厚さや模様を変えて3枚購入しました。
紙よりも扱いが難しく、思ったようなラインを出せるようになるまでなかなか大変でした。
中秋の名月/魚町の魚/秋の七草、のイメージです。
今回のワークショップの合間に、山吹さんに作品を設置して参りました。
表のガラス戸にも小さな円を飾りました。
当初は中庭に設置させて頂きたかったのですが、雨や風などをお店の方がとても(せっかくの作品を汚したら申し訳ないと)心配されたので、急遽別の場所で良い所はないか探して、階段脇に設置させていただきました。
ちょうど天井から下がる照明の光が透けて良い感じです。
小さな円は吹き抜けのようになっている場所に吊るしました。
人が通る度にふわりと揺れるのも良いです。
作品名などを掲載した小さなパネルのようなものを置いてくださるとのことだったのですが、実は作品のタイトルをしっかりと決めておりませんでした。
帰郷してから、パネルを作る為にタイトルも決定しました。
「月今宵、花野に泳ぐ魚」
俳句ではないので季重ねなのはご容赦を。
と言うことで、中秋の名月前後は山吹さんに展示して頂いておりますので、お近くの方は(このブログを読んでくださっている方でどの位いらっしゃるのか不明ですが…)どうぞ美味しいお料理のついでにお出かけください。
中秋の名月を楽しむ町 ~目で口で 耳で楽しむ 街の月~
中秋の名月を白壁土蔵で楽しみましょう。昔ながらの蝋燭やかがり火の下で、尺八や琴などの和楽器の優雅な音色を楽しむ集いです。
日時
9月30日(日) 16:00~21:00
16:00~18:20 餅つき・お茶席
18:30~20:30 邦楽演奏
会場
倉吉市魚町、堺町
メイン会場 白壁倶楽部・山吹の駐車場
その他 魚町・堺町の参加各店舗
※雨天時の演奏は「清水庵」「白壁倶楽部」「山吹」にて行います。
目で楽しむ
名月を鑑賞する
街灯を消してビン灯篭とかがり火の灯りで
口で楽しむ
お茶席(300円)
お餅 (100円)
各飲食店で月見に因んだ飲食を販売
耳で楽しむ
和楽器の演奏(無料)
尺八 中野 隆
琴 小泉 和子
三味線 山内 謙一、有ニ
葦笛 佐々木 道也
お問合せ先
『中秋の名月を楽しむ町』実行委員会
白壁倶楽部 深田
0858-24-5753
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